思い出してみろ

去年の9月頃、とても追い詰められていた。飛び降りようとしたではないか。会社を辞めることまで考えて、休職したのではないか。
今はなんだ。後任が上級管理職に登用されたのを妬んで、自分がその地位に残っていればそうなれたと思い込んでいる。それがわかっていれば、苦しい思いも耐え忍ぶことができたのではないかと後悔している。
いい気なもんだ。自分で自分の首を絞めている。しかもそんなことは誰にも言えない。寝ても覚めてもため息ばかり。会社にいても暇を持て余しながら、宿題に答えられずにビクビクしている。生きている実感が湧かない。ただ時間をつぶしているだけ。
結局、今までと同じだったかと思うところに後悔の念がぬぐえない。