天気はいいのに息苦しい日々

・部下が発達障害っぽい。研究の目的や論点が理解できず、議事録がまるで書けない。所内の報告資料は1か月指導して何とかたどり着いたが、任した結果上長からダメ出しを受け、私に指導するよう投げられた。さすがにこの間の経緯を踏まえると、それに要する生産性のない手間とストレスは私を圧迫すると思い、それは無理ですと進言した。相変わらず彼を引っ張ってきた直属の上司は知らんぷり、というよりも事をわかってない様子。
・今年のGWは10連休。墓参りと家族との昼食以外は、英検1級の勉強と、ADHD等の情報検索で終わった。同じ情報を何度も行き来しては、安心材料を探している。結局、自分の置かれた厳しさを痛感するだけだったが。墓参りに行っても、かえって両親に八つ当たりしてしまう。なんで自分を産んだんだよ。両親も同じような境遇だったんだね。今になってやっとわかってきたよ。
・研究職に復帰して4年。3つ後輩がどんどん役職を抜き出した。娘は受験に失敗。息子は高2になってようやくエンジンがかかった様子。私の学生時代そのものだ、当時がフラッシュバックする。あれ以来、何だかんだ頑張ってきた。あの日までは。毎日焦燥と記憶障害。1日のルーチンが果たせず志願して身を引いた現場長という役職。サラリーマンとしての一つの目標が消えた瞬間だった。でも敗者復活戦を信じている愚かな自分がまだここにいる。
・家族があって、仕事があって、私がいる。仕事は悶々としている。壊れてしまった家族との、特に妻との関係は重い。カサンドラ症候群なのだろう。私の以前の考え・ふるまいが乗り移り、イライラしながら過ごしている。自己実現もしたいが、博士号への道のりが遠い。英語も向上が止まったようだ(TOEIC935、英検準1級)。何もかもがうまくいっていない。心が休まらない。毎分、毎秒、スイッチが入りっぱなしのようだ。酒への依存が深くなってきて危ない。
・後ろ盾をなくし、追い風が逆風になって5年。ここにきてまた黒いものが頭を覆う。とにかく物覚えが悪かった(今もだが)。人の3倍努力して、人並みだと知り、3倍努力してここまで来ていた。結果、仕事中毒になり2次障害としてうつを発症。そのこともまだ受容できていないんだなあ。