9月16日の診察に向けて

どうだったか
・慢性的な疲労感が続いた。妻の誕生日に花を贈った。皆で手紙を書いた。
・妻に無視されるのが一番辛い。
・8月27日に論文を提出した。お盆も返上してやったが、最後は見限られたようだ。
・2本目を書かなくてはならないが、暫く見たくないので、この間放置した。
・講演準備がプレッシャーになった。
・自殺予防学会で講演した。自分にとっては鬱と付き合ってきた中での一つのケジメとなった。
・月曜日に千葉で現地調査の予定があった。本来はこちらから中止判断をしなければならないところ、相手がやりたいという部下の話に乗ってしまい、決断できなかった。鬱を感じた。
インターン生が来た。大学の後輩。冴えない先輩と思われてると思い、話しかけるのを躊躇。プライドがあるようだ。

どうしたいか
・講演を週に三回したが、満たされない。自分の人生初の快挙なのに。名古屋、秋田、横浜と、いずれも好評だった。
・講演に娘を連れて行き、娘が喜んだが満たされない。
・オンリーワンを目指して着実に進んでいるのに、充実感がない。
・自己評価が低い状態から脱却したい。
・決断力がないから鬱なのか、鬱だから決断力がないのかわからない。
・ポジティブになりたいが、周りが見えなくなるのが怖い。とにかくネガティブな気分が嫌だ。
・朝が怖い。3時位に起きてしまう。
・夜、酒で紛らわさなくても眠れるようになりたい。

トラウマはあるか
・もともと人づきあいがダメ。メンタルが弱い。
・自分が否定されることに物凄く敏感。
・クラスでは隅にいるタイプ。友達は皆無ではないが、環境が変わると続かない。
・中学、高校であいつデカイ、と言われ、嫌だった。目立つことがダメだった。運動が苦手。
・小学生の時の塾、高校生の時のマックでのバイト、相手が自分と違うと話ができない。
・大学院の時のダンスパブでのバイト。人なつっこさを真似ようとした。
・組合運動に参加したこと。中を見て嫌気がした。会社の悪口ばかり。この人達と関わりたくないと思った。
・過去のうつは、いずれも頼りになる人がいない中で追い詰められたこと。
・大声の上司に、間接的に否定された。
・現場で部下にソッポ向かれた。悪慣行の是正をハレーションなくできると思ってしまった。
・嫌な人間関係、自分に矢印が向く環境で鬱になった。
・現場長内命後の不眠。何かがフラッシュバックした。台風来襲時の出勤判断でグタグタになった。
・うつ告知後、エリート層から冷たく見られ拠り所、居場所を失った。結局ここでもダメだったか。
・博士課程でオンリーワンを目指す最後の挑戦も、うまくいかない。ペースがつかめない。
・一人が落ち着く反面、寂しいのは耐えられない。

要は
・組合運動を通じて、現場社員との間に隔たりを感じた。
・うつ告知後、エリート層から冷たく見られ拠り所、居場所を失った。
・結局、やっていける場所をどんどん失った。

妻との関係は
・子供が生まれ妻との関係が変わった。私は子供に愛着を感じなかった。私と両親との関係よりは良いと思っていたが、普通の人とは乖離していたようだ。
・妻に泣いて詫びた。私は人の感情がわからない、人に優しくできない、と。
・妻にトラウマを与えた。かずきを放り投げるようにした。俺の足を引っ張るな、と。
・妻をおかしくしたのは私だ。不幸にした。子供達も生きづらさを感じている。