妻の言葉

今朝、上司に配置転換をお願いしようと思うことを告げたところ、勝手にしなさい、というような返事だったので、ちゃんと話をしたい旨を告げたところ、以下のような言葉が帰って来た。
・あなたに何か話をしても、すぐ「でも」と返してくる。人の話を聞き入れようとしない。もうあなたには何を言ってもムダだと思っている。
・私だってコミュニケーションは苦手。だから本をたくさん読んで勉強した。幼稚園の役員会で、周りは頭いいお母さんばかりでどうしようと思ったが、その時に勉強した。議事録が書けなかったのを克服した。それが今、自分のものになっている。
・私には多動性の発達障害があると思う。小児検診で娘にその傾向があると言われ、自分にもあてはまるのではないかと思った。でも私は、その特性があることを自覚して、対処の仕方をいろいろ身につけてきた。
・あなたは遺伝だから治らない、と親のせいにする。あんな親にはなりたくないではなく、こうなりたいとイメージを持つことが大事。もう許してあげなよ。死んでしまったのだから。それよりも、その特性にどう対処するかがよっぽど大事。
・子供たちにはきちんとやることの大切さを言い続けた。厳しい親と言われても構わないと思った。大きくなって、ああいう大人になりたいと思ってもらえるように。
・家族に目を向けようと考えていても、行動に表れていない。ベッドで横になりながらスマホを見ている時間が長すぎる。よほど一人でいるのが好きなのかと思っていた。2〜3日、お寺にでも行ってスマホから離れた生活をした方がよかった。
・ホームでしっかりしている老人は、細かいところまで自分できちんとやる。食事の片付けも丁寧に行っている。
・私も部屋の掃除を丁寧にやるようになった。ただ汚れ落としを擦っているだけだと細かな汚れに気づかない。丁寧にやることで、細かいところまで気づくようになった。
・あなたはやっているの? 面倒とかいろいろ理由をつけてやっていない。その積み重ねが今に至っているのではないか。仕事にも現れる。丁寧にやることによって、仕事の成果が磨かれていくのではないか?
・うつの本ばかり読んでいると、思考がそこに限定されてしまう。こうなりたいという像がわかるような本を読まないと、いつまでたっても変わらない。