Yuki さんのブログとの出会い③

もし私が、解離性障害ADHDを持ちながら生まれてきて、幼児期の家庭環境や親からの生育により、愛着障害、それに伴う心の安全基地の欠如を持ったまま、生きてきたとするならば、今の状態に至った事は1つ筋が通った話として納得できる。
まず私には、子供の頃から、爪かみ、貧乏ゆすり、かさぶた取り、鼻ほじり、指をポキポキするなどのクセがあり、いまだにそれが抜けない。これらの行為を行うことにより、その場のイライラが解消される。もともとADHD の症状にある不注意を解消するために、わざと脳に刺激を与えようとしてこれらの行動を取るらしく、おそらく止められないのだろう。
また、高校に入ってからは、もともとルーズだった時間への感覚がいよいよ鈍くなり、遅刻の数が100回を超え成績もズルズル下がっていった。だが、留年や処分を受けるといった事はなかった。もともと良い子であらねばならない、といった深層心理があるので、こえてはならない一線をわきまえていたのだろう。大学は一浪の末、念願叶って家を出て地方の国立大学に入ることができた。一人暮らしを始めて麻雀好きも重なったが、あっという間に昼夜逆転の生活となってしまった。
一方で、人と変わった性格的なものもあった。姉が2人いたが、名前やお姉さんと呼ぶことにものすごく抵抗を感じていた。中学や高校の頃は、ぬいぐるみと一緒に寝たり、どちらかと言うと目立たない女子を好きになったりしていた。全く自信のない青春だった。
しかし、大学に入れたこと、地方で一人暮らしをしたことが、大きな転機になった。今までビクビクしながら生きてきたのとは全く違う、何か悶々としながらも、自信を持って堂々と生きることができるようになった。家族から解放されて、女性にも恵まれて、心から解放された時を過ごした。残念ながら科学者になると言う夢は、どう考えても自分に才能がないなと気づかされ諦めた。だが、昔から好きだった分野への就職をすることができた。
それ以降の話は、
https://narukazupapa.hatenablog.com/entry/2018/11/11/101647
に書いた通りです。